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CODEという思想【連載13】(おまけ)

2026/5/25

CODEフレームワーク

複雑を、理解できる形にする

現代のビジネスは、
ますます複雑になっています。

技術は高度化し、
サービスは多機能化し、
情報量は増え続けています。

しかしその一方で、
多くの企業が同じ問題に直面しています。

それは

伝わらない

という問題です。

説明している。
資料もある。
情報も十分にある。

それでも
理解されない。

この問題は
多くの組織で日常的に起きています。

情報は増えているのに、理解は難しくなっている

現代社会は
「情報不足」の時代ではありません。

むしろその逆です。

  • データは大量にある

  • 情報発信の手段も豊富

  • コンテンツ制作も容易になった

特にAIの登場によって、

  • 文章

  • 画像

  • 動画

といった表現の制作は
これまでより簡単になりました。

しかしそれでも、

理解の問題は解決していません

なぜなら、
問題は情報量ではないからです。

問題は構造である

多くの「伝わらない問題」は
説明不足ではありません。

本当の問題は

構造不足

です。

情報は存在している。

しかし

  • 何が重要なのか

  • どの順序で理解すればよいのか

  • 要素がどう関係しているのか

が整理されていない。

その結果、
人は意味を理解できません。

人は情報を理解するのではなく、

構造を理解します

構造が見えたとき、
初めて意味が生まれます。

理解は設計できる

もし理解が
情報量ではなく
構造によって生まれるのだとしたら、

一つの結論にたどり着きます。

それは

理解は設計できる

ということです。

理解は偶然生まれるものではありません。

  • 問題を定義し

  • 情報を整理し

  • 構造を可視化し

  • 説明を組み立てる

このプロセスによって
理解は設計することができます。

CODEフレームワーク

この考え方を整理したものが
CODEフレームワークです。

CODEは
複雑な情報を整理し、
理解を設計するための思考フレームワークです。

4つの要素で構成されています。

C
Cognitive
問題をどう認知するか

O
Organize
情報構造を整理する

D
Design
構造を視覚化する

E
Explain
理解を再構成する説明

重要なのは、
この4つが順序を持っていることです。

多くの組織では

Design
Explain

つまり
「表現」から始まります。

しかし本来必要なのは

Cognitive
Organize

という構造設計の段階です。

ここが整理されていなければ、
どれだけ優れた表現を作っても
本質的な伝達問題は解決しません。

CODEは制作手法ではない

ここで重要なのは、
CODEは

  • デザイン技術

  • プレゼン技術

  • 動画制作手法

ではないということです。

CODEは

理解を設計するための思考フレームワーク

です。

つまり、
表現のテクニックではなく
思考の構造を扱っています。

理解設計から判断支援へ

理解の目的は
単なる情報理解ではありません。

理解の目的は

判断すること

です。

企業の説明も
教育も
マーケティングも、

最終的に求められているのは

理解した上で判断できる状態

をつくることです。

だからこそ、

理解を設計することは
そのまま

判断を支えること

につながります。

私たちが目指していること

私たちは
複雑なものを単純化したいわけではありません。

複雑なものを

理解可能な形にする

ことを目指しています。

複雑な世界を
無理に単純化するのではなく、

構造を明らかにし
意味を見えるようにする。

それが

理解設計

という考え方です。

複雑を、理解できる形に。

このブログ記事は、

AI時代において重要になる

理解設計と判断支援

という思想を整理するために始まりました。

情報を増やすのではなく、
構造を明らかにする。

説明を増やすのではなく、
理解を設計する。

複雑な世界の中で
人が理解し、判断できる状態をつくる。

それが
CODEという思想です。

最後に

複雑な世界では、
理解そのものが価値になります。

そしてその理解は、
偶然生まれるものではありません。

理解は
設計することができます

だからこそ私たちは、

理解を設計し、判断を支える

その仕事に取り組んでいきます。

著者プロフィール
金井雄三。ゼブラクリエイト代表。複雑な情報を整理し、相手の理解と判断を支えるための設計と表現に取り組む。ホワイトボードアニメーション制作や説明設計の実務を通じて、CODEフレームワークを提唱。

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