視点は、意味を変換するレンズ
2026/5/21
コラム
視点を変えるというのは、難しい理論の話ではありません。
たとえば「鉛筆」。
ただの筆記具として見ることもできます。
でも、少し視点を動かしてみるとどうでしょう。
削られた芯は、山のようにも見えます。
まっすぐな棒として見れば、杖にもなる。
角度を変えれば、魔法の箒にも見えるかもしれません。
これは発想力というより、見方を変えただけです。
さらに機能の視点で見ると、
鉛筆は「思考を見える状態にする道具」です。
頭の中にあるものは、そのままでは誰にも伝わりません。
線として外に出て、初めて共有できます。
同じ鉛筆でも、形・役割・構造・機能のどこを見るかで、
生まれる意味は変わります。
視点とは、
対象を固定せず、意味を変換するレンズを持つことなのです。
次回は「視点を持つということ」をお届けします。
本日もクリエイティブな1日を!
クリエイティブディレクター 神田愛
