伝わらない原因は、説明不足ではなく構造不足【連載3】
CODEフレームワーク
こんなに説明しているのに伝わらない
こんな経験はありませんか?
・プレゼン資料を丁寧に作った
・サービス内容を詳しく説明した
・スライドもたくさん用意した
それでも相手はこう言います。
「つまり、何が重要なんですか?」
この瞬間、
多くの人はこう思います。
「説明が足りなかったのかもしれない」
そこで人はこうする
伝わらないとき、人は大体こうします。
・スライドを増やす
・説明を詳しくする
・補足資料を追加する
つまり
情報を増やす
方向に進みます。
しかしここで、
ある不思議なことが起きます。
説明を増やすほど
逆に分かりにくくなる。
問題は説明ではない
多くの場合、問題は説明不足ではありません。
本当の問題は
構造不足
です。
情報は存在している。
しかし
・何が重要なのか
・どこから理解すればよいのか
・要素がどう関係しているのか
が見えない。
その結果、
情報はあるのに意味が分からない
という状態になります。
よくあるサービス説明
例えば企業のサービス説明。
よくある説明はこうです。
・機能A
・機能B
・機能C
しかし聞き手はこう感じます。
「で、結局何ができるの?」
本来必要なのは
課題
↓
解決
↓
価値
という構造です。
この構造が見えた瞬間、
理解は一気に進みます。
理解とは何か
ここで重要なことがあります。
理解とは
情報を受け取ることではありません。
理解とは
構造を認識すること
です。
人は
・原因
・結果
・重要度
が見えたとき、
初めて意味を理解します。
だから必要なのは「理解設計」
伝わらない問題は
説明の問題ではなく
理解設計の問題
です。
重要なのは
・何が重要か
・どうつながるか
・どの順序で理解するか
を整理すること。
つまり
構造を設計すること。
まとめ
この記事のポイントです。
・伝わらない原因は説明不足ではない
・多くの場合は構造不足
・理解とは構造を認識すること
・重要なのは情報量ではなく関係性
だからこそ
説明を増やすより
構造を整理する方が重要
なのです。
次回予告
ここまでで、
「構造不足」という問題が見えてきました。
では次に重要になる疑問があります。
複雑な情報をどう整理すればよいのか?
次回の記事では、
この問題を解決するための思考法として
CODEフレームワーク
その全体像を紹介します。
著者プロフィール
金井雄三。ゼブラクリエイト代表。複雑な情報を整理し、相手の理解と判断を支えるための設計と表現に取り組む。ホワイトボードアニメーション制作や説明設計の実務を通じて、CODEフレームワークを提唱。
