
構造が見えると、再構築の準備が整う
コラム
前回、構造化とは「関係性を見ること」だとお伝えしました。
では、その関係性とは、何と何の関係なのでしょうか?
たとえば、「努力しているのに成果が出ない」
この言葉を感情のまま扱うと、
悔しさや焦りで思考が止まります。
でも構造化では、いったん感情を外します。
そしてそれを、物理構造に翻訳します。
ここで見えてくるのは、
エネルギー(入力)と成果(出力)の関係です。
さらにその間で、何が起きているのかを構造で見ていきます。
すると、同じ言葉でもまったく異なる状態が現れます。
■パターンA【相殺】
構造:エネルギー入力+ 方向の衝突→ ゼロ化
→出力はある。しかし互いに打ち消している状態。
■パターンB【空回り】
構造:高出力+ 接続の欠如→ 徒労
→力は出ている。しかし成果へ変換されていない状態。
■パターンC【漏出】
構造:継続投入+ 構造的欠陥→ 消失
→努力は注がれている。しかし蓄積される前に逃げている状態。
原因を探すのではなく、状態を特定する。
型が決まった瞬間、問題は感情から構造へと変わります。
構造が見えれば、次の一手は自然に見えてきます。
次回は「構造化のステップを整理してみましょう」をお届けします!
例えば「良かれと思ってやったのに、裏目に出た」という問題。
この一文を「分解」して、「関係性」を見てみましょう。
どんな要素に分けられそうですか?
それぞれは、どうつながっていそうですか?
感情ではなく、構造として表現してみてください。
本日もクリエイティブな1日を!
クリエイティブディレクター 神田愛
