
伝えたいことを並べるだけでは、動画は伝わらない
コラム
企業のサービス紹介や会社紹介の動画を作るとき、最初に出てくるのは「伝えたい情報」です。
サービスの特徴、会社の強み、導入実績、サポート体制、他社との違い。
どれも大切な情報です。
しかし、視聴者は必ずしも、企業が伝えたい順番で情報を受け取るわけではありません。
まだ必要性に気づいていない人もいれば、興味はあるけれど不安を感じている人もいます。
その状態で情報だけを並べても、
「なぜ今この話を聞く必要があるのか」
「自分に関係がある話なのか」
が見えにくくなることがあります。
動画制作で大切なのは、企業が伝えたい情報を、視聴者が受け取りやすい流れに変換することです。
たとえば、業務効率化サービスを紹介する場合。
企業側は、機能や実績、サポートを伝えたいかもしれません。
一方で視聴者は、まず
「自社にも関係があるのか」
「導入して現場が混乱しないのか」
を気にしているかもしれません。
この場合、いきなり機能を説明するよりも、視聴者の疑問や不安から始めた方が、情報の意味が伝わりやすくなります。
同じ情報でも、特徴として並べるのか、視聴者の問いへの答えとして見せるのかで、受け取られ方は変わります。
ホワイトボードアニメーションは、情報を順番に整理しながら見せることが得意な表現です。
だからこそ、制作の最初に考えたいのは、
「何を伝えたいか」だけではありません。
視聴者は、どんな問いを持って動画を見るのか。
ここを考えることが、伝わる動画づくりの第一歩になります。
本日もクリエイティブな1日を!
クリエイティブディレクター 神田愛
